緊急開催!
「METAL-MEETING Vol.1」

2004.12.06.Mon Open 19:00 Start 19:30 入場無料

会場/ART COMPLEX 1928(京都) TEL.075-254-6520
〒604-8082 京都市中京区三条御幸町角1928ビル3階


丹野賢一/NUMBERING MACHINE+石川雷太「026−METAL」
再演に向けての「METAL-MEETING」第一弾!


2004年10月、滋賀/栗東芸術文化会館さきらの暴挙の中で行われた「026-METAL」。
そこで何が行われたのか、その報告、検証、作品のヴィデオ上映会を開催致します。



<トーク>

丹野賢一(パフォーミング・アーティスト/丹野賢一/NUMBERING MACHINE)

羊屋白玉(劇作家、演出家、俳優/指輪ホテル)

さきら公募メンバーを含めた「026-METAL」スタッフ 他

問合せ/TEL・FAX 03-5377-1983 mail@numberingmachine.com


2004年10月8日〜10日の3日間公演を、滋賀/栗東芸術文化会館さきらで予定されていた、丹野賢一/NUMBERING MACHINE+石川雷太「026-METAL」。

9月17日から長期滞在し、総重量約15トンもの金属を使用した舞台美術を地元の公募スタッフと共に創ってきたこの作品は、一部近隣住民からの音量に対する苦情を台風接近の為と偽り、また協議中にも関わらず、裏では観客や近隣住民に対してあらゆる方法で中止の連絡を流すなどの栗東芸術文化会館さきらの暴挙によって、8日は騒動を知らずにお越し頂いた僅かな観客の方々の前でのリハーサルという名目の無料公開、9日は中止へと追い込まれました。

この問題はさきらという一会場だけのものでは無く、アートに関心の無い上層部の存在、事なかれ主義、責任の所在の不明確さなど、多くの日本の公共ホール、そして日本の社会が孕んでしまっている問題だと考えています。

私達はこの問題に対し、アーティストとしての行動とは何かを考え、この事を単なるさきらの糾弾に止まらせず、作品的には非常に高い評価を頂いたこの「026-METAL」の別会場での再演の実現を目指そうとの思いに至りました。

この計画を通じる事で、問題を風化させぬ粘り強い活動を行い、今回の公演を御覧頂けなかった方々へ改めて作品に触れて頂く機会を作り、また皆様とのコミュニケーションの場を設け、アートを取り囲む環境に対して、アーティストの立場、観客の立場から、どのような働きかけが可能かを、共に模索したいと考えております。

今回は、さきらで起こった出来事の報告に加え、皆様とのディスカッション、そして「026-METAL」作品全編のヴィデオ上映を予定しています。

「METAL-MEETING」は今後様々な形で日本各地での開催を企画しています。
再演への道は、場所の問題、予算の問題など決して容易くはありません。
今回の第一弾への御来場、そして御意見、御協力を期待しております。